●ピラティスの歴史

『ピラティス』とは、

第一次世界大戦の際、負傷した兵士のリハビリを目的としてエクササイズを生み出した、

ドイツ人のジョセフ・ピラティス氏の名前からきています。

 

戦後、アメリカに渡った彼が開いたスタジオの良さは、

バレエダンサーやハリウッドの有名女優達の間で、口コミで広まります。

 

では、何故ダンサーをはじめ、

ハリウッド女優や有名歌手がピラティスを行うようになったのでしょう?

 

ダンサーからは、

日頃のレッスンでの筋損傷や、腰部、膝、その他関節の障害からの回復の手助けとなるだけでなく、強靭な体とバランス力を高める補助的なエクササイズ技術として支持され有名になりました。 

 

 

 


●ピラティスの目的

 ピラティスでは、

アウターでは無くインナーマッスルをメインにパーツ毎に鍛えるので、

筋肉ムキムキの体になるのではなく、

・男性なら細マッチョ!!

・女性ならスリムなバレエダンサーの様な筋肉 の付き方となります。

 

人の体は各パーツが繋がって出来ているので、無意識に体の固い所を柔らかい部分が

フォローして動いています。

それにより動かしやすい部分だけが多く使われ、その部分の筋肉が発達し、動かしづらい

部分は筋肉が痩せ、ぜい肉が付着し、より固まってしまう事で体の歪みが生じます。

※痛みを感じる部分を病院や治療院等で治療しても中々治らないのは、動かしやすい部分に疲労が蓄積して

痛みを発している可能性が有ります。

本当に直すべき部分は動きの悪い部分なのです!!

パーツ毎にトレーニングを行う事で、自分の体の強い部分、弱い部分、動かしやすい、しずらいが明確になり、意識して動かせる

(自分の体を思うままコントロール出来る)ようになります。

 

体全体のバランスが整うので、一般の方に限らずアスリートの方の怪我防止や、正しい体の使い方を知る為の重要なトレーニング

と言えます。

 

また、加齢と共に体の筋力は衰えますが、お腹のまわりには肋骨の様に内蔵を支える骨が無く、腹筋が衰えれば内臓は重力で

どんどん下に下がってきます。元々有るべき位置から下がる事で下腹は圧迫され、前に出ます。

同じように骨盤の底にある筋肉群(骨盤底筋肉群)も衰えて来ているところに下垂した内臓に圧迫されます。

女性の場合、子宮や卵巣、膀胱等も圧迫されうっ血し、これらの障害により、生理不順不妊、尿漏れ等、を引き起こす事もあります。

骨盤底筋群やインナーマッスルを鍛える事で、これらを改善します。
出産後の女性は骨盤、膣、が開いた状態から戻す助けとなります。

また、インナーマッスルには姿勢を維持する脊柱起立筋群も含まれており、姿勢改善にも役立ちます。
このように、

元々は負傷した兵士のリハビリを目的として開発されたメソッドなので、

男性、女性問わず、スポーツのパフォーマンスを上げたい方、日頃の運動不足を解消したい方、

体の不調を治したい方、色々な身体レベルに合わせた対応が可能なエクササイズとなっております。


●ピラティスの呼吸

 

ピラティスの呼吸は「胸式ラテラル呼吸」と言います。

 

この呼吸法のメリットは、

空気を取り込んだ時に下腹部を緩めない事で、しっかりとお腹を引き締めた状態でトレーニングが続けられる事です。

 

息を吐く時は口から吐いて、肺の中を空っぽにするまで肋骨を編み込むように絞り込んで吐ききります。
 
こうする事で、肺の下の方に溜まった淀んだ空気も吐き出す事が出来ます。
浅い呼吸をしている人は肺の上部の空気しか出し入れしておらず、肺の底の方に埃等が沈殿した空気が溜まります。

そういった物を全て吐き出します。
更に、自律神経と呼吸の関係は密接に結びついており、人は無意識にイライラしていたり焦りが有る時は浅く早い呼吸をしますが、

ゆったりとした気分の時は深いゆっくりとした呼吸をしています。

 

ピラティスの呼吸は息を最後まで吐ききる事が重要で、動きと合わせて行うので割と動きもスローです。

❀体を鍛えながら深いリラクゼーション効果を味わえるのも、ピラティスの醍醐味と言えるでしょう。

 

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